2024/12/21
Singer、ボーカルトレーナー。
アルバム「眠れぬ夜のために」、iTunes、Google Play、Amazon、Spotify、等、各種ストリーミングサービスで発売中。「やま...
皆さん! こんにちは!!
「やま♪げんボーカル教室」インストラクターのやま♪げんです!
楽しく歌ってますか?
12月に入って気温が下がってきましたが、今年は例年に比べて寒さが安定しているような気がします。秋が長引いているというか…^_^; ただ雨の日はともかく、晴れの日の湿度が確実に下がってきました。酷いときにはカラッカラの日も…(~_~;) 夜、寝ている時も喉が渇いて起きることも良くあります。毎年この時期になるとこの話題は避けて通れませんねぇ。歌い手にとって、乾燥は大敵!冬場でも気持ち良く歌う為に、そして風邪などを引かないようにするためにも、小まめに水分補給をして喉と身体を十分潤してあげましょう。
さて! 今回は、歌い手から見た「カラオケ」と「バンド(弾き語り含む)」の違いについての私の私見を徒然なるままに書いていこうと思います。
普段から「歌詞は覚えた方が良い。」と公言している私ですが、仕事での歌のレコーディングや楽器のスクールの発表会のホストバンドの仕事など、ほぼ一度しか歌わない曲は歌詞を見ながら歌います。言い訳程度に言っておくと、本番で歌詞を見るのは歌い出し等をガイド的に見るのみです^_^;
話は飛びますが…。先日。仲良くさせて頂いているお仲間達と、カラオケに行く機会がありました。そこでお仲間に「何か歌ってよ(^o^)。」と言われ、当時仕事で歌う予定だったJamiroquaiのVirtual Insanityを歌う事になりました。この曲は、流行った頃にテレビで流れているのを聴いたりして「良い曲だな。」ぐらいに思っていた程度。ホールで歌う仕事だったこともあり、歌詞カードもお仕事で見ながら歌うために気合いを入れて熟考して作成し「歌詞を見ながら、良い感じで歌えるように(*^_^*)」していたのですが…。
これがねぇ…。お恥ずかしいことに全然歌えなかったのです(>_<) ショック~!!!
ですが、これには明確な理由があるのです。
ここで例え話をしましょう。あなたが地図を見ながら目的地に行くとして、目の前に目的地が書いてある2枚の地図があったとします。1枚は、書き込みが一切ないまっさらな既成の地図。もう1枚は、「駅を出てからどの方向に何メートル行って、何処の横断歩道を渡りどの角をどちらに曲がって云々。」など自分で道順を詳細に記載した地図。どちらがわかりやすいでしょう? 人にも寄ると思いますが、道順が詳細に記載されている地図の方が恐らくわかりやすいのではないでしょうか?
また、例えばですが、地図を見ながら目的地に行く途中で、別の人から簡易的な別の地図を渡されて「ここからこの地図を見ながら行って。」と言われたら、とても戸惑うのではないでしょうか?
私が歌を覚えていく際、歌詞カードを作るというお話は以前させて頂きましたね(*^_^*)
歌詞を覚えよう-歌詞覚えのコツその1-
歌詞を覚えよう-歌詞覚えのコツその2-
歌詞を作成する際には、自分が歌いやすいように歌の譜割を考えて行などを構成し、フォントの種類とサイズもあらかじめ決めて作ります。更にプリントアウトしてから、イントロの小節数や歌い出しのタイミング・音程の高低・英詞の場合はリンキングなどを細かく鉛筆で記入し、少しでも歌いやすいように歌詞カードを作ります。
私がVirtual Insanityをカラオケで上手く歌えなかった理由は、実はここにありました。
自分で作った歌詞カードとカラオケの画面を比較してみると、ある決定的な違いが見えてきます。それは、一概には言えませんが「カラオケの画面に出てくる歌詞は、歌の譜割に合わせて行が変わらないことが多い。つまり途中で行が変わってしまうので、慣れないと歌詞が追いにくい。」と言う事です。これはあくまで推測の域を出ませんが、恐らく見やすい大きさで表示するために画面の縦横比に合わせて歌詞の配列を構成しているためなのではないでしょうか?特にVirtual Insanityのような言葉の多い歌の場合は、特にそのような傾向があると思います。
シンガーにとっての歌詞カードというのは、歌を覚える上での「地図」だと私は思っています。その事を、今回のカラオケの一件で再確認する事が出来ました。
そしていつも同じ結論にいたるのですが、やはり「歌詞カードやカラオケの画面を見るのは、確認程度。歌詞は覚えた方が良い。」という結論にたどり着くのです^_^; 自分への自戒も込めて…。
今年も、本コラムを読んで頂いてありがとうございました。来年も、歌に関する様々なトピックを皆様に提供出来るよう楽しんで書いていこうと思います。
それでは皆様! よいお年をお迎えくださいm(_ _)m
2024年
・12月22日(日):Ginger Ginger(as. Danger Danger)@巣鴨獅子王
2025年
・1月5日(日):Majestic Sky(as. JOURNEY)ミニライブ&セッション@平井Chat-chu
・1月19日(日):蛇足Snakefoot(as. Early Whitesnake)@目黒ライブステーション
・2月8日(土):Passenger(as. JOURNEY)@巣鴨獅子王
※チケットのお問い合わせは、各会場または「やま♪げんオフィシャルサイト」よりお気軽にご連絡ください。
やま♪げんオフィシャルサイト
コラムの内容を、実際に体感してみませんか?
スタジオレッスン:60分5,000円、オンラインレッスン:60分5,000円。
体験レッスン、随時受付中! お気軽にご連絡ください(^O^)/
Singer、ボーカルトレーナー。
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