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Logo Mark歯を磨く様に演じる今年もスタート!クリスマス公演!

鵜飼雅子

舞台役者、朗読家、アトリエほんまる 副支配人。
日本演劇教育のさきがけ的な存在である劇団らくりん座の正式団員として全国各地で公演を経験。
朗読や表現、コミュニケーショ...

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何もやらないのが寂しく思っていたクリスマス時期。クリスマスコンサートなんかを盛んにやっている音楽家さん達が羨ましかった。
それでもここ数年はカフェでクリスマス朗読公演を開催したり、去年は一人芝居『クリスマス・キャロル』を行った。
でも、今年は…。
と思っていた矢先、ある仲の良い知人がこう言ってくれた。
『今年はクリスマス公演やらないの?』
『去年「クリスマス・キャロル」はやっちゃったし…。』
『せっかく作ったのに勿体無いじゃない。』
そう『クリスマス・キャロル』は去年もうやっちゃったから今年は出来ないと頑なに思い込んでいた。しかし、考え方が違っていた。
そうなんだ、クリスマス時期に昔はキャストは毎回変わっていたが、クリスマス作品マルシャークの『森は生きている』を毎年やっていた。
それに東京あたりではやっぱり『クリスマス・キャロル』を毎年やっている。
勿論、1番のネックとなる集客の問題が全く無いという訳では無いが、それでもクリスマス公演をした方がいい気がしてきた。
私は割と単純なので、その言葉にのりとにかく難しい事は考えないでやる方向で動きだしたのだ。
本当は『クリスマス・キャロル』を2人芝居にもしたかったのだが、それは時期的に少々難しい気がするので、こちらの案は来年にして、今年も1人芝居の方向で、去年はフルート奏者とコラボしたのと同じ様に別の音楽家さんとコラボしようと決めた。
ふと脳裏に浮かんだのが、バイオリンの響き。あの音をアトリエほんまるで感じられたら素敵だろうな。
そう思うと何かちょっとした時にある方をイメージして離れない。私は少々臆病なところがあって、お初の方になかなか声をかけられない。それでも寝ているんだか起きているんだかわからない早朝の浅い眠りの時までバイオリン奏者の彼女の事を考えてしまうので、とうとう行動に移し、連絡をとり、クリスマス時期、音楽家が1番忙しい時期に、なんとかコラボOKの返事を頂いた。
あともうひと方コラボしたい方がいて、これからお話させて頂くのだが(その方からは難しそうだの返答があり)、もしOKが出たら、演奏家違いの2ステージにしようと思う。
さて、私の作る一人芝居に欠かせない音楽家であるが、この方々と同じ位に欠かせないのが、照明家さん。
なんだろう、最近の若者(私もこういう様になってしまったか…)の照明はさっぱりしていて私としては何だか物足りない。あのなんだろう、自分が20代30代を走り抜けてきた時の照明の重たさというか濃厚な感じが欲しいので、どうしても去年やって頂いた方にお願いしたい。こちらの方は最近何度かお願いしているので心のハードルなくラブコールを送ったら、即OKが出てホッとしている。
さて、いつもお手伝い&応援をしてくださる方にも今年もクリスマス公演一人芝居『クリスマス・キャロル』を行う報告兼お手伝いのお願いをしたら、快諾してくださったのだが、その公演を行う意義を教えて欲しいとの事。
私は大体いろんな事をする時感覚で物事を判断する様にしている。
でもやっぱりそういう意義などを言葉にするのも大切だなと、公の所に提出する書類を書きながら綴ってみた。
そうだ! クリスマス時期に東京ではないこの地方都市でクリスマスの演劇を楽しむという文化が広まったらいいなと思って始めたんだ。

高瀬美子&鵜飼雅子朗読公演『小枝をつたう毛虫のように』

10月14日(祝•月) 14:00時開演
場所:ティールーム パ・ド・ドゥ
   栃木県宇都宮市吉野2-3-15
料金:3,000円(ドリンク付)当日支払い

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