2024/12/18
最近特に思う事がある。それは、
『私は何かにつけて迷いすぎではないかという事』
年々やらねばいけない事が増えているので時間が必要なのだが、その時間の相当の割合を『迷う』事に使っている様な気がしてならない。
1番無駄だと思う迷いが、お弁当や食材を買いに行く時だ。
私はどちらかというと貧乏性なので、損をしたくないという思考からか、なかなか決まらず弁当コーナーをあちこち行ったり来たりウロチョロしている。
『398円の酢豚が入った五穀米の弁当だろうが、423円のお寿司のセットだろうがどちらでもいいじゃん!』
と私の頭の中のどなたかがささやいている。
わかっている。
『さっさと決めて残りの夜の時間を別の事に使った方がいい』
とは思うのだが、毎回これを必ず繰り返す。
その上、弁当を買いに来たはずなのにデザートコーナーまで遠征し、ここでも『シュークリームにしようか、ケーキにしようか』と迷う。
あっという間に1時間以上過ぎている。
『あーあ…』とため息。
あと弱いのが本日のお買い得札。あれも私にPRしてくる。
先日もデパートで『本日は巻き寿司110円』というのがあって、別の食べ物を買いに来たのにこのコーナーと別のところを行ったり来たりしていて、結局は巻き寿司は買わなかった。食べたいと思っていなかったから。
たまにテレビで賢い主婦の買い物についての映像が流れるのだが、彼女らは買い物に行く前に買うべき品物をリストアップし、スーパーに行ったらセールとは関係なくその品物だけをピックアップし、買って帰るのである。
これが私の出来そうでなかなか出来ない芸当である。
だったら極端な話、スーパーやデパートなど迷いそうな所に行かなければいい。だが、まるで誘蛾灯による虫達の様にどうしてもよってしまう。
そう書いているうちに思い出した。
ラジオ放送をしていてコンビニに立ち寄る理由の話題が出た。これが商品を買うという目的ではなくて、『気分転換』という理由が案外多かったのだ。
確かに私も何気にコンビニに行っている…。
買う目的がなくよってしまうので、当たり前に何を買おうかと迷う。なかなかの時間の浪費だ。
こんな事ではいけないと思った私は『5秒で決定ルール』を考えた。大体迷っている物というのは大した物ではない。食べ物だったり洋服だったり。それを買おうが買うまいが将来にはほぼ影響はない。だから5秒で決定する。
今は訓練中なのでなかなか5秒とはいかないが、迷いが30秒くらいに短縮しつつある。
しかし先日、牡蠣フライと焼き鮭が入って好きなおこわが2種類が選べる1,300円程する弁当が20%引きとなっていて、少々迷った末、別のものを買って帰ってきた。ここまでは良いのだが、どうしても心残りで次の日値引きされていないその弁当を買いに行ってしまった。
季節限定の野沢菜のおこわと帆立のおこわも弁当に詰めてもらい、食したら凄く満足であった。
あまり説得力がないかもしれないが、5秒で決める=直感で決める(考える)というのは仕事などでもいろいろ役に立つもので、例えばどういう舞台装置にしたいかとか、どういう衣装が良いか考える時などこの直感決定を使うとわりと上手くいく。
なぜそうなのかと聞かれると説明に困るのだが、おそらくここまで生きて経験した事などから割り出されるのではないかと思う。
準備中