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Logo Mark脳内伝言板atelier Shirasuna 完成! 1

白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
パーカッション ディジュリドゥ奏者。

二十代前半人生は一度きりだと腹をくく...

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スピナートの執筆を始めてから月に一本は書きたいなと思っていたが気が付けば半年も書かずに過ぎてしまった。コロナ過で何かしなければとの思いからエールアートプロジェクトに応募したところ運よく企画が通り、幾つかの事をこの数か月間に同時進行で進めてきた。今までの人生の中でも一二を争うほど猛烈に忙しかったが振り返ればとても充実していた。

何をしていたかというと大きく分けて4つ。

1. 自宅の2階を改装してギャラリー【atelier Shirasuna】を作り展覧会をするという事。
2. 白砂勝敏オリジナル曲でソロCDの制作。
3. これまでの仕事をいくつかの種類別に分けて小冊子を制作する。
4. これはエールアートとは別件だが富士市の個人宅の一部を改装して【museum Shirasuna】のオープン。(予約制の常設展示場)

あとグループ展が4件。

昼間は自宅のギャラリーを作り(大工仕事)夜は冊子の制作の為の写真を撮ったり集めたり編集したり。週に1日〜2日位CD制作のためにKENSTA(スタジオ)に入り、CDの制作に励み、必要に応じて【museum Shirasuna】を施工して頂いている大工さん等と内装などの打ち合わせも同時進行で行っていった。

そんな中から今回は【atelier Shirasuna】について書いてみたいと思う。

築150年の古民家へ越してから3年程の月日が過ぎた。

展覧会の合間を見つけては、廃材等を使いコツコツと直し、なんとかギャラリースペースまで完成した。
成り行きリホームなのでどうなるか全く予想がつかない。なにしろどんな素材が手に入るかわからないのだから。
例えば床の材料になりそうなものが一部屋の床の広さを全部埋めるだけ手に入らないと床は張れない。床の材料の厚みや幅が決まらないと下地も作れないからだ。もちろん手に入った材料の厚みがちがったりするわけで、なかなか手間がかかる。
ひん曲がった木材ばかりを最小限の道具でなんとかするしかなく…。まぁ大変だった(笑)

コロナ過で展覧会が幾つか無くなり、どの道外出もあまりできなかったので、この数か月間を使いガッチリ取り組むことが出来た。

例えばガラスは解体現場等からサッシごともらってきてガラスだけ取り外す。厚い硝子は私の環境では切断が難しいのでそのまま使う。ガラスのサイズに合わせて窓枠の方を施工するのだ。どうしても埋まらない部分は薄い硝子(薄い硝子ならカットが可能だから)か偶々カーポートをばらした材料(アクリル板)が手に入ったのでそいつで埋めたり、開閉できる窓にしてみたりした。

っとこれはこれで一つのカテゴリーが出来るくらいの技術とアイデアを盛り込んで白砂式古民家【atelier Shirasuna】は出来上がっていった。

なんとか2021年の2月後半に展覧会を開催するまでに至った。

2階部分にギャラリーを作ったのだが、ご来場の皆様は一階部分のアトリエの工具や道具の数に驚かれ、それが楽しい様子で中々2階へ上がっていかない方が多かったのも印象的だった。今回の展覧会は普段アートに無縁な近所の方の来場がことのほか多かった。その方たちも「総てがアートになってる。」と言っていたのも感慨深かった。

atelier Shirasuna 完成! 2」へ続く

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白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
パーカッション ディジュリドゥ奏者。

二十代前半人生は一度きりだと腹をくく...

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