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Logo Mark 脳内伝言板 やりたいことしかやらないと決めた日から5 アートと出逢う

白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

静岡県出身、造形家/演奏家。
農業高校造園科卒業、美術音楽共に独学。
美術家、演奏家、パーカッション、ディジュリドゥ、ムビラ奏者。

20代前半人...

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やりたいことしかやらないと決めた日から5 アートと出逢う

ある日たまには美術館に行ってみたらと、知り合いに勧められて、生まれて初めて沼津市にある美術館へ行くことにした。小さいころから美術にはまったく興味がなく、アートとの接点は、ほとんどない、人生だった。

美術館で大きな絵を眺めていると一人のおじいさんに声をかけられた。
「おまえ何かやっているのか?」と聞かれ当時アクセサリーを創っていたのでそう答えると、「お前うちで展覧会をするか?」と聞かれ、「高いんでしょ?」というと、無料でしかも宣伝までしてくれるというので、その話を受けることにした。

あまりに無知すぎて、それが凄い事だとはその時はまったく思わなかったが、冷静になって考えると、ちゃんとした美術館で、作品もみないで、しかも誰の紹介もなく展覧会を企画してもらえるなんて、ありえない話だ。その後、声をかけてくれたおじいさんは、美術館の副館長であり、私の服装やしぐさを見て、なにか「ただならぬ」ものを感じて声をかけたと言っていた。

これが私とアートとの衝撃的な出逢いだった。

はたちくらいの頃にやりたいことしかやらないと心に決め突き進んだ。何がやりたいことなのかひたすら求め続けた。そして十数年がたち ようやく本当にやりたいコトに出逢ったのだ。ただその時はまだそのことには気づいていなかった。

何だかわからないうちに美術館で初個展を開催することになる。
多くの美術関係者が来てくれた。その中でK美術館という美術館の館長の目にとまり、K美術館でも個展を開催することになった。館長に出逢ってから4年間で、個展を8回企画していただくなど、実に多くの経験をさせてもらった。この美術館では、とにかく自由に展示させてくれたことを本当に感謝している。実践を通じ、良くも悪くもねじ曲がらずに、心のままに進む事が出来た。私の作家人生の、基盤をつくるのに大切なものを、沢山得ることが出来た。

これまでの私の人生では、何事もやりすぎて怒られたり、変わり者といわれることが多かった。アートとであってからは、やればやるほど褒められる、もっと自分を開放しろと、あおられるという、今までに経験したことのない世界が広がっていた。
私は自然界と近い生活を送る中で、自然界に、あらがえない大きな力があることを感じていた。
アートと出逢った事で、そういった自然界の大きな力と同調しながら、自らの力を開放する事を覚えていった。
私は創る事が楽しくて仕方がなく、なにかを創り始めると、その中で新しい、別のアイデアが生まれてくるので、時間の許す限り創り続けるという、いわゆる寝ても覚めても何かを創っている人生に突入していった。

作品を発表することで、同じような感覚を持つ人に出逢える事もある。
共感者に出逢えると、私のようなものでも生きていていいのだと感じ、大きな自信に繋がっていく。それは、とても心強く、つらいときに、幾度となく救われてきた。そういった感情からは感謝の気持ちが生まれ、私の中に温かいものを与えてくれるようになった。
思い悩みながらも生きた経験をすることや、自分の責任で決断する事を積み重ねる事で、人生を切り開いていく力がつくことを、これまでの経験から学んだ。本質は中々見えてこないものだけれど、私は、本質を見ようとして生きる事をとても大切にしている。物事の本質を探るのは、面倒な事も多いのだが、そういう風に生きるのが楽しくて仕方ない。自分の中で新しい発見がある度に嬉しくなる。その度に人生が豊かになっていくように感じている。

これまでに出逢った多くの皆様、多くの物たちそして本日ご来場くださり一緒の時間を共有してくださっている皆様に感謝をこめて  ありがとう。 完


やりたいことしかやらないと決めた日から1 序章 少年時代
やりたいことしかやらないと決めた日から2 青年時代 社会と私
やりたいことしかやらないと決めた日から3 放浪時代
やりたいことしかやらないと決めた日から4 ジャムバンド時代
やりたいことしかやらないと決めた日から5 アートと出逢う

始まりの種・白砂勝敏展@ギャラリー人宿(静岡市)

静岡市のギャラリー人宿の素敵な空間で個展を開催いたします。
作家全日在廊予定です。
是非お出かけください。

始まりの種
想像は無限だけれど、実際にはやってみなければわからない事の方が多いから、気になることはやってみるしかない。時間はかかるけれど、私はそれしか満足感を得られないから、今日もまた新しい事を一から始めている。
K.shirasuna

定休日 16日(火)、17日(水)

イベント名:始まりの種・白砂勝敏展
期間:2025年9月11日〜9月21日
時間:11:00〜18:00(最終日17:00まで)
期間中定休日:16日、17日
会場:ギャラリー人宿(アートカゲヤマ人宿店)
住所:〒420-0037 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目4-20 LIGHT人宿1F
お問い合わせ:090-5866-5623(アートカゲヤマ)

Event:The Seed of Beginnings, Katsutoshi Shirasuna Solo Exhibition
Event period:From Sep 11, 2025 - To Sep 21, 2025
Open:11:00 - 18:00(last day 17:00)
Close:16, 17
Venue:Gallery HITOYADO
adress:LIGHT HITOYADO 1F,2-4-20,hitoyado-cho,aoi-ku,shizuoka-city,shizuoka-pre.

ART designs DAYS 暮らしをデザインするアート展@Bunkamura Gallery 8 / (渋谷ヒカリエ8F)

エクリュの森がアーティストコーディネーションとイベントキャスティングを行う展覧会を、Bunkamura Gallery 8/で開催します。
GALLERYエクリュの森が推薦した現在第一線で活躍中の多様なジャンルの作家41名が、「暮らしをデザインする」というテーマに沿った作品を展示いたします。

会期:2025/8/22(金)〜9/7(日)
会場:Bunkamura Gallery 8/ (渋谷ヒカリエ8F) 
   本展は8月22日から9月7日までという、まだ暑さの残る時期にあたりますが、渋谷ヒカリエは渋谷駅に直結した施設で、館内は空調が整っていますので、よろしければお出かけくださいませ。
出展作家:明田一久、安部大雅、池田実穂、伊藤博敏、エサシトモコ、大隅篤子、大隅秀雄、太田宗平、大平實、岡部稔、OJIYU、鍛治瑞子、川合朋郎、河本蓮大朗、久米圭子、今野絢、齋木三男、榊貴美、櫻井伸也、白砂勝敏、杉山功、鈴木生、高崎沙弥香、高松明日香、竹内由美、田中毅、田中康二郎、ちばえん、富田菜摘、長友由紀、長根寛、長野順子、野村絵梨、羽石知代、hiraco、びわゆみこ、藤井慎介、本郷芳哉、ミカヅキフタツ、横井山泰、李元淑

イベントなど展覧会詳細はエクリュの森HPよりご確認ください。
エクリュの森HP

白砂勝敏展一始まりの痕跡一@小松庵総本家 銀座

この度、小松庵総本家 銀座にて展覧会を開催させていただくことになりました。
今回は陶器、油彩、銅版画等を展示します。
お食事をしながら作品を閲覧していただけましたら幸いです。

こちらでは[森の時間]平日16:00〜17:00(土日・祝日を除く)
展示してある作品をじっくりご鑑賞いただける、ギャラリー・タイムがございます(入場無料)。
※この時間はお食事の提供をしておりません。

期間中8月4日にオープニングパーティーと9月1日にライブがございます(入場無料)。
お時間ご都合つきましたら是非お出かけください。
よろしくお願いいたします。

[ 白砂勝敏展一始まりの痕跡一 ]
日時:2025年8月4日〜10月5日
   11:00〜22:00(L.O. 21:00)
場所:小松庵総本家 銀座
   東京都中央区銀座5-7-6 i liv 14F
   Tel.03-6264-5109
   11:00〜22:00(L.O. 21:00)不定休
   ※展示期間、営業時間等変更となる場合がありますのでお問合せ下さい。
   オフィシャルサイト

[ オープニング・パーティー ]
2025年8月4日(月) 16:00〜17:00
ムビラ・ディジュリドゥの演奏

[ ワークショップ・ライブ ]
2025年9月1日(月) 16:00〜17:00
自作の白砂式音器の演奏+詩の朗読等
出演:白砂勝敏(演奏)Kumi(読)

[ 森の時間 ]
平日16:00〜17:00(土日・祝日を除く)
展示してある作品をじっくりご鑑賞いただける、ギャラリー・タイムです(入場無料)。
※この時間はお食事の提供をしておりません。

Directed by 風戸重利
KOMATSUAN GINZAXTOKYO SOBA 小松庵総本家 銀座

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白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

静岡県出身、造形家/演奏家。
農業高校造園科卒業、美術音楽共に独学。
美術家、演奏家、パーカッション、ディジュリドゥ、ムビラ奏者。

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