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Logo Mark脳内伝言板地図のない旅 (11) 青森ねぶた祭り 3〜前回の続き

白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
パーカッション ディジュリドゥ奏者。

二十代前半人生は一度きりだと腹をくく...

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昼間は筋肉痛の足を引きずりながら温泉へ行ったり市内をブラついたり他の旅人達と時間を過ごした。
夜は夜で疲れ切っているにも関わらず毎晩宴会状態だった。この時今でいうジャグリングをやる人達がいた。しかもみんな火をつけてファイヤーポイやファイヤーお手玉やファイヤーヌンチャクまでいた。ヌンチャクの両端に灯油を湿らした布を巻き火をつけて振り回していてとても綺麗だった。ディジュリドゥやジャンベとかもそうだが本当に日本に広まる初期というかそういう物のリアルタイムにいたんだなぁと今になってわかる事もある。

そして最終日は海上花火大会へ。適当な防波堤によじ登って見ていた。何というか祭りの終わりに見る花火はより一層刹那的というか儚さを感じたのを覚えている。水中スターマインっていうのかな、水面で半円上に広がる花火も初めて見てその発想に驚かされた。火をつけて海に放り込むって(笑)世の中色んな事考えたり試したりする人がいるもんだと思った。
あと多分賞を取ったねぶたが数台だが船に乗り海上運航というのもあり面白いなぁと思った。遠目で見るので迫力はないが数日間の熱気をゆっくり冷ますようなちょっと切なく哀愁を感じずにはいられない。その後燃やしてしまう。何というか日本の美意識みたいなものを感じたのだが、これを書くにあたりググっていると今ではCO2問題なのか燃やせなくなり殆どは処分場へ運ばれ処理されているらしい。時代の流れには逆らえないということだ。
微妙な心境ではあるがこれも現実なのだと受け止めるのでした。

ねぶた祭が終わってもしばらくターミナルに滞在して青森を堪能する者や帰路に就く者 短い夏の北海道に渡る者とバラバラに旅立っていく。

ねぶた祭が8月の初旬でそれから北海道へ渡り8月のお盆に富良野のへそ祭りへ行く旅人が結構多くみられた。へそ祭りが終わると秋の気配が漂う。良い季節、美しい場所に導かれるように多くの旅人は羅臼方面へ向かう。鮭バイ(鮭工場のバイト)へ向かうものも少なくなかった。秋の北海道がまた美しく美味しいのだ。

大抵の旅人は10月くらいには北海道を脱出するのだがここでまた越冬組と呼ばれる人たちが現れる。
そのほとんどがスキー場に住み込みで春まで働くのだがこれがまた微妙に難しい問題がある。

スキー場は11月くらいからオープンなのでそれまで寮には入れずテント暮らしということになるのだが…北海道は場所にもよるが10月後半には雪が降ったりもする。
基本的に自分の周りのキャンパーは無茶な奴が多いので最低限の装備で乗り越える事になる。
夜 ドカ雪でテントが潰れ窒息しそうになっているところを仲間に掘り起こされた奴もいたりする(笑)。
それでも色々な奴らにあったが大きなケガ等はあまり聞かなかったから最低限の判断力は皆持っていたのだと思う。
ちなみに私は越冬経験はない。こういう話は翌年等にまた偶然出会った時に当事者に聞いた話だ。

北で別れて数年後思いもよらぬ所で出逢ったり、偶然なのか必然なのか、意味があるのか無意味なのか?出逢うときは出逢ってしまう。いや意味を持たせるかどうかは自分次第なのだろう。これは旅だけではなく色々な事に関連するのだが自身の興味を突きつめていくと皆狭い世界を漂っているのかもしれない。

出逢ったり別れたりそれもまた人生の醍醐味なのだろう。

          青森ねぶた祭り 終わり


Brain I 【キノウミタリュウ】より

【創造の泉】

湧きだす泉

枯れたらまた掘ればいいさ

創造の泉は経験と想像力

キッカケとは経験

経験は創造の泉を必ず掘り当てる

           白砂勝敏


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【スチームカリンバ】

楽器です。
木 金属

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白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
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