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Logo Mark脳内伝言板地図のない旅 (12) 200通の手紙-1

白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
パーカッション ディジュリドゥ奏者。

二十代前半人生は一度きりだと腹をくく...

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手紙、今はメールかな。
今回は手紙について書いてみたいと思います。

子供のころから字が下手で今でも変わらずへたくそで、ここまでくると特技と呼びたくなるくらい上手く書けない。
ところが文字っぽいものを適当に書くと何故だかバランス取れるという、良くわからない性質?らしい。現に絵の中には時々文字らしきものをよく描く。しかもそれを絶賛してくれる人もいるからとても不思議だ。
前に知人に字が下手だと告げた。その時は信じてもらえ無かったのだが、ある時私の書いた文字を見て「え〜っ白砂さんマジですか〜」と言われたことがあった。自他ともに認める下手さなのだ(笑)

子供のころから字を書くのがあまり好きではなかったのだが、思いついた事をメモするのは好きだった。でも字を書くと手が疲れるし嫌だった事をこれを書きながら思い出した。もしかすると力入れすぎなのかもしれない…。今度力抜いて試してみたら上手く書けるのだろうか。っと今気付いた。

中学生くらいのころから時々思いついたことをメモするようになった。その頃はかなり血気盛んで自分の感情を抑えるすべを知らず、またそういった高ぶりを止めようとも思っていなかった。そんな中、字を書くというか思いを書き写すと何だか心の奥がス〜ッっとして落ち着き、それが心地良かったのを覚えている。ただ、その頃はそれが何なのか、どういう事なのかなんて疑問すら持たぬほど頭を使うのが嫌いだった。

話がどんどん脱線していくが私の頭の中はいつもこんな感じで妄想は何処までも広がってゆくのだ。

そう手紙の話だった。
私は一生のうちにどの位の手紙を出すのだろう…。かなり出す方だと思う。
個展の度に200〜400通位は出している。ここ10年で個展は35回。一回300通としても1万通以上出している。またグループ展やイベントも80回以上開催しているから更に増えるのか。思い立って数えてみたら凄い数だ。それだけありがたいご縁を頂いている事に改めて気付き、感謝しかない。

年賀状は来た方には返すだけで毎年数十枚。
普段来る手紙の数は知人の展覧会のDMが月に3〜6枚くらい来ているように思う。
そう考えると出す方ももらう方も美術家ってかなり手紙を出す。

これ書くまでは手紙にそれほど縁があるように感じていなかったが、冷静に考えて、メールが主流の時代にも関わらず結構な使用頻度だと再認識し、なんだか新鮮な気持ちにさえなっている。

また皆切手も趣のある切手を貼ってくれてあるものも多くそういった物を使って何か作品化してみたいと以前から思っている。

タイトルの200通の手紙のくだりになかなかたどり着かない…すいません次回へつづく

TOPの画像は天の蔵。
素焼きの器に漆を塗ったもので、器の中は自家製の生茶です。


Brain II 【未来の記憶】より

【伝者】

失敗しないやり方を教えてくれる者と
挑戦の仕方を教えてくれる者

           白砂勝敏

【想像の泉の守護像】

木彫刻。2012年制作。

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白砂勝敏(Shirasuna Katsutoshi)

1973年生まれ 静岡県出身 造形家/演奏家 農業高校造園科卒業 美術音楽共に独学。
パーカッション ディジュリドゥ奏者。

二十代前半人生は一度きりだと腹をくく...

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